毎度どうも、俺はポケモン虐殺研究者だ。今日はオスとメスのピカチュウを1匹ずつ、そして4匹のオスデデンネを捕まえた。
今日はコイツらの運命をめちゃくちゃにして遊ぼうと思う。
場所は俺の研究所の大きな虐待部屋。まずは全員、3メートル四方の大きな檻に入れた。オスとメスのピカチュウは恋人同士らしく、抱き合って怯えた表情で震えている。
4匹のオスデデンネはと言うと、状況を理解してないアホが2匹居て、檻の中でかけっこを始めた。
もう1匹は檻の格子を掴んで頭に「?」マークを浮かべて首を傾げている。コイツも危機感の無いアホだ。
そしてもう1匹はというと、俺に捕獲され、檻に入れられたことに対して腹を立てている。電気袋からバチバチと音を立てて
「テデーーーッ!!ンネェーーーッ!!!」と叫んでいる。
非常に耳障りな鳴き声を上げるクソポケだ。
「フッ」と嘲笑しながら俺は部屋の壁に設置されたスイッチを押した。すると天井から鋼鉄製のアームと2本のドリルが伸びてきた。
勢い良く伸びてきたアームは怒り狂っているデデンネ(以下、【怒デデ】と呼称する)の身体をガッシリと固定した。
「デデッ!?ンネェーッ!?」
驚きの声を上げる怒デデ。間髪入れずに2本のドリルが高速回転し、頬の電気袋を突き破った!
キュイィィィィーーーーーン!!
ギャルルルルルッ!!!
「テデァァーーーーーーーーーッ!!!!!」
人間には発音しづらい絶叫を上げる怒デデ。
それに反応して、周りのオスメスピカと3匹のアホデデも悲鳴を上げた。
電気袋を破壊し終えたアームとドリルは、次々と檻の中のクソポケの電気袋を破壊していく。かけっこをしていた2匹のアホデデは泣き叫びながらチョロチョロと走り回っていたが、すぐにアームに掴まれ、ドリルにヤられた。格子を掴んで「?」マークだったアホデデは怒デデがやられた時に小便をチビって腰を抜かし、逃げることもできずアームに掴まれると
「デデェ!!デデェェーーーッ!!」と泣き叫んでドリルの餌食になった。
そして残るはカップルのオスメスピカ。
メスピカは檻の隅で震え、それをオスピカが守るようにしてアームとドリルの前に立ちはだかる。なかなか様になる画だ。
「ピィィガァァーーーヂュウゥーーーッ!!」
オスピカはありったけの電撃をアームとドリルに喰らわせるが、人間の技術力をナメちゃあいけない。
貴様らクソポケの電撃なんかでオシャカになるような設備なんぞ取り入れる訳ないだろう。
アームとドリルはビクともせず、容赦することなくオスピカの身体を拘束して頬に穴を開けた。
「チュウゥアァーーーーーッ!!!」
オスピカは頬から血を流しながらその場に倒れ、3秒後に背後で電気袋を破壊されたメスピカの絶叫を聞き、悔し涙を流した。
ちなみにこのドリルは電気袋を破壊する際、特殊な毒液を流し込むものだ。その毒によって今後一切、コイツらの電気袋は完全に治癒できず、電撃を放つことはできない。
電気袋を破壊された6匹のネズミ共はしばらくの間、自分の頰をさすって泣きじゃくっていた。
「ピカピィ…チャアァ…」
「ぴぃかぁ…ぴかぴ…」
オスメスピカはお互いの頬を舐め合い、オスピカは
《君を守れなくてごめん》とメスピカに泣いて謝っていた。
怒デデはうずくまり、屈辱と痛みで恨めしそうな鳴き声を上げていた。アホデデの3匹は全員、メソメソと泣き疲れてぐったりしている。
俺は次の展開のため、6 個のリンゴを持ってクソポケ達の部屋に足を運んだ。
「ようクソポケ共、ご機嫌麗しゅう」
俺が奴らにそう言うと、怒デデは怒りの叫び声を上げた。他の5匹は怯えた声を上げて震えだした。
「お前らには今日から一週間、この檻の中で暮らしてもらう。なぁに、心配すんな。一週間我慢してくれたらちゃんと森に返してやるよ(もちろん死体でな)」
「テデェェーーーッ!!!ンネンネェェ!!!」
《お前のことなんか信用できるかクソ人間!!俺たちにこんなことしやがって!!今すぐ森へ返しやがれ!!》と怒デデは言っているようだ。短気だがなかなか頭が良いじゃないか。俺みたいな人間なんかを信用しちゃあいけない。
「まぁ、そう怒んなって。ほら、美味しいリンゴを持ってきてやったぞ」
俺はリンゴを檻の中に入れるため、格子の間に手を入れた。その瞬間、怒デデが手に噛み付いてきた。
「デデァーーーッ!!ンッ!?ンネェッ!?」
「俺がそうやすやすと噛みつかれるとでも思ったか?クソネズミ」
噛みつかれる瞬間、俺は両手で怒デデの顎を掴んでガードした。そしてリンゴ1個分の格子の間から無理矢理怒デデの身体を引っ張り出した。そのせいで体に無理な負荷がかかり、怒デデは両腕と肩を骨折したようだ。
「ンデデェェーッ!!デデネェェエェェェーッ!!!」
「オイ、檻の中のクソポケ共!テメェらの命は俺が預かってやってんだ!!このクソネズミのように抵抗したらテメェらもこうしてやっかんなァ!?」
俺は怒デデの頭を両手で潰すように力を込め、全ての歯をへし折った。
「デデギャアァァァァ!!!」
口から大量の血を流す怒デデ。さらに俺は怒デデの耳をブヂリ!と引っこ抜いた。
「ーーーッ!!!」
叫び声を挙げられないくらいの痛みに襲われたようだ。大きく痙攣し、頭から流れる血で全身が染まっていく。
「…ンッ!…ネッ…!!ネェェッ…!!!」
《俺が悪かった、頼む、許してくれ…》と言っているようだ。さっきまでの怒り狂った表情から一変、圧倒的な暴力と死の恐怖に怯えた面になった。
さらに長い尻尾を引きちぎり、それを首に巻いて引っ張り上げる。
白目を剥いて口から泡を吹き出し、ガクリとして動かなくなった。檻の中のクソポケ共は、阿鼻叫喚のパニックに陥る。オスピカ以外は皆、小便を漏らしたようだ。
俺は怒デデの死体を足でグシャリと踏みつけた。体液と臓物の臭いが部屋中に立ち込める。
「んじゃあ、1週間ファイトでチュー☆」
俺は檻の外にリンゴを置き残して、その場を去った。
しばらくして徐々に落ち着きを取り戻りた5匹のクソポケ共は、地獄の1週間を生き延びる為に、無駄な作戦会議を始めた。
「ピピカチュチュピ!ピッカチュ!!」
「ぴかちゃあぁ!ぴかぴぃ!」
「デデッ!!ンネェー!」
「ネェネェ!ンネェ!」
「デー!ンネェ!」
監視モニターとマイクでその様子を別な部屋から観ていたが、奴らはとにかく俺に逆らわないよう気を付け、餌などは最低限貰えるように団結して媚びへつらうようにしよう、と話しているようだ。なんとも低レベルな作戦会議よ。
次にクソポケ共は、俺が檻の外で置き残したリンゴを確保することにしたようだ。1番尻尾の長いオスピカが檻の外に尻尾を伸ばし、リンゴを転がして檻の中へと運んだ。1個、また1個とリンゴが檻の中に届くとアホデデ達はピョンピョンと跳び跳ねて喜びの声を上げた。
4個目のリンゴまではギリギリ確保できたが、あと1個のリンゴにはどうしても届かないようだ。これでは誰か1匹がリンゴを食べることができなくなってしまう。
何度も尻尾を伸ばしてみるが、どうやっても届かないようなので諦めてしまった。
5匹のクソポケ達は、確保できた4個のリンゴを眺めて生唾を飲んだ。
そこでオスピカが1言。
「ピピカピカチュ!ピカッチュ!」
どうやら
《自分は今回は我慢するから、皆で1個ずつ食べるでチュ!》と言ったようだ。アホデデ3匹はオスピカに感謝し、それぞれがリンゴにかじりついた。
メスピカは
「ぴっかちゅー!ぴかぴかちゅ?」
《そんな!頑張ってリンゴを取ってくれたあなたが食べて?》と言った。なんとも愛のあるカップルだろうか。
しかし、オスピカは首を横に振った。そしてメスピカの腹をさすって
《この子のためにも君がリンゴを食べるんでチュ!》と言った。
俺の読み通りだ。メスピカの腹は少しばかり膨らんでいた。あれは間違いなくオスピカとの卵を孕んでいる。
ここを出る約束の1週間以内には卵を産み、中からピチューが出てくるだろう。
奴らが確保できるリンゴが1個足りないように檻の外にリンゴを置いたのも、そのリンゴをオスピカがメスピカに譲るのも、全部俺の計算通りだ。
メスピカとアホデデの3匹はそれぞれ丸々1個のリンゴを完食した。その様子を見て心優しいオスピカは自分も満足したような顔になった。
しかし、その優しさゆえの行為がこの後の悲劇をもたらすことなど、誰にも予想できるはずが無かった。
後編へ続く…
- 2015/04/05(日) 11:53:36|
- ピカ虐(中篇)
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