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ここは野生と自然の王国、ポケモンサファリゾーン。
天まで届くような高さの草木が生い茂り、様々な野生のポケモンの鳴き声がこだましている。
そんなジャングル地帯の一片で、一組のピカチュウ親子が、仲良く家路を歩んでいた。
父ピカ「ピカピカッチュ!ピカチュチュー♪」
母ピカ「ぴかちゃ~!ぴかーちゅ♪」
息子ピカ「チュー!ピッカ♪ピッカァ~♪」
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- 2013/04/19(金) 00:35:46|
- ピカ虐(短編)
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夕暮れ時の深い森の中。
1匹のピカチュウが地を這いずり、森からの脱出を試みていた。
しかし、その身体は傷だらけであり、トレードマークの長い耳のうち、右耳が切断されていた。
また、両手足の指先も切断され、関節の断面からおびただしい量の血が流れている。
「チュウゥ~…!チャアァ…ピカァ…!チャアァ~………」
そのピカチュウは辛く、悲しい顔で泣き、全身を刺激する痛みと闘いながらカタツムリのようにズルズルと這う。
頭には、かつて自分と共に旅をし、深い友情で結ばれたトレーナーの遺物、赤いキャップを被っていた。
そのピカチュウの前に、1人の人間が現れた。
ピカチュウはその人間を見るやいなや、大量の涙を流し始める。
「・・・こんなところに居たのか・・・・・・」
「チャアァ~!ピ・・・カアァ~~~!」
「随分と酷い目に遭わされたんだね・・・・・・もう、大丈夫だよ」
男は腰をかがめ、ピカチュウに向かって手を伸ばす。ピカチュウには既に、身体を動かす力が残っていなかった。
────惨劇は、ほんの数時間前に幕を開けた。
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- 2013/04/13(土) 00:19:24|
- ピカ虐(中篇)
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【リク作】ピチューで実験チュー!からの続きです。
とある町の小学校。一台の大きなトラックが正門から入校し、グラウンドに停車した。
グラウンドには、6年生の担任と、生徒全員がそのトラックを迎え入れるためにスタンバイをしていた。
「さぁ、みんなー!研究員のお兄さんが来てくれましたよー!」
先生が生徒達にそう言うと、生徒達は全員、大きな歓声で研究員の男を迎え入れた。
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- 2013/04/09(火) 22:36:17|
- ピカ虐(長編)
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