俺はポケモン預かり屋だ。人が育てきれなくなったポケモンや野生で保護されたポケモンを引き取り、世話をしている…というのは表の顔。俺は実は根っからのサイコパス気質で、引き取ったポケモンを虐待、虐殺して遊んでいる。
ある日、数人の小学生の男女が俺の家を訪ねてきた。
そのうちの1人の女の子が、傷だらけのメスピカチュウを抱きかかえている。
「預かり屋さん、こんにちは。あのね、この子、すごくかわいそうなの」
「野生のピカチュウなんだけど、オニスズメの群れに襲われてたんだ…」
「私達の家じゃポケモンを飼えないから…預かり屋さん…お願い!この子を引き取って…!」
ピカチュウはとても臆病な性格らしく、傷付いた身体をブルブルと震わせながら「ぴいぃ…ぴいぃ…」と泣きじゃくっている。人間に抱きかかえられるだけでも、相当な恐怖を感じているに違いない。暴れたり抵抗をしないのは、オニスズメに襲われた時のダメージが深刻だからだろう。
俺は少女の頭を撫でながら優しく微笑み、「保護してくれてありがとう。あとは俺が責任を持って世話するよ」と言い、ピカチュウを受け取った。
「預かり屋さん、ありがとう!」
少女達は安堵の笑みを浮かべ、俺の家を去った。
俺に抱きかかえられたメスネズミは
「ぴいぃ…!ぴぃ…ぴいぃ〜…!」
と、先程とは比べ物にならないくらい、恐怖の表情を浮かべて激しく震えだした。
…なかなか勘が鋭い奴だ。俺の本性を察知し、身の危険を感じたのだろう。しかし、もう遅い。
俺はネズミの右脚を力強く握りしめた。
「ぴっ!?ぴかあぁ!!」
「これからは俺がたっぷり可愛がってやるよ…
こんな風になァ!!」
右脚の関節を逆方向に、力いっぱいねじ曲げた。ネズミの脚からボギッ、と鈍い音が聞こえた。
「ぴがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
普通ではあり得ない方向に右脚が折れ曲がり、凄まじい悲鳴を上げるネズミ。
「どうしたんだ?この俺に保護されることを喜んでくれているのかァ?」
へし折った右脚をゲームのコントローラのようにぐるぐると回転させる。
「ぴがぁっ!!ぴがぴいぃ!!ちゃぁぁぁー!!」
痛みで激しく痙攣するネズミ。見ていて清々しい快感を覚える。
「怪我をしてる割には、随分と元気に鳴くなァ?おい?」
続けて左手を掴み、これも関節と逆方向にへし折った。
ネズミはさらに絶叫を上げ、俺の手から床に転げ落ちた。
涙を流しながら小刻みに身体を震わせている。
「どうだァ?人間様に可愛がられるのは嬉しいかァ?」
腰を落とし、耳を掴んでネズミと目線を合わせる。
「ちゃ……ぴい……ぃ……!!」
俺は悪魔のような微笑みを浮かべる。
それとは対称的に、絶望と恐怖を貼り付けたような泣き顔で「お願い、もうやめて」とネズミは訴える。
「やめられねぇよ…こんな楽しいことはよォ!」
両手で耳を掴み、引き裂くように左右に引っ張り合う。
「ぴがーーーぁぁぁ!!ぢゅうぅーーー!!!」
まるで誰かに助けを乞うような叫び声。誰も助けになど来やしないというのに。
俺は耳が引き裂ける寸前まで引っ張り、力を緩めてはまた引っ張りあげて痛みを与え続けた。ネズミは段々と叫ぶ力すらも無くし、かすれ声しか上げられなくなった。
しかし、そうしたら俺は先ほど折った右脚と左手をぐるぐるとぶん回して無理にでも絶叫を上げさせた。
「ぢゅっ!!ぢゅあぁーっ!!」
「まだまだ鳴けんじゃねーかよテメェ!!サボってんなよォ!!」
容赦せずに腹を蹴り上げる。
メスネズミは「ぢゅげっ」と鈍く鳴き、壁に激突する。壁が血で汚れてムカついたので、腹いせに15発くらい殴る。
「テメェのきったねぇ血で壁が汚れたぞ?舐めて綺麗にしろよ」
足でネズミの顔面を壁に押し当てる。ネズミは
「ぢゅ…びいぃぃ…」と涙を流して舌を壁に這わせた。
数分もしないうちにネズミは気絶してしまった。それまでネズミの目から溢れる涙は止まらなかった。
深夜になり、ネズミは目を覚ました。
ズタボロの身体で「ちゃ…ぁ……ぴ…か…ぁ…」と泣きじゃくってうめき声を上げている。身体中を激痛が包んでいるのだから無理もない。
俺はバッグにビデオカメラを入れ、ネズミの両耳を片手で掴み、家の外へと出た。
ネズミはこれから、「更に恐ろしい目に遭わされる」と感じたのだろう。
「ちゃあぁ〜…ぴいぃ…!」と泣き声を上げた。
やはりコイツは勘がイイな。
外へ出てしばらく歩き、近くの森に着いた。この森は鬱蒼とした草木が生えわたっており、夜は不気味な雰囲気に包まれているので人間が近寄らない。なので色々と好都合なのだ。
俺はそこで、とある花を探し出した。
「おっ…と、あったあった」
一輪の花を摘み、恐怖で泣きじゃくっているクソネズミの全身にその花を擦りつけた。
「ちゃあぁ〜!ぴかあぁ…!」
身体の傷が癒えていないせいで、痛みを感じ、かなり嫌がっている。
「大丈夫だぞ…すぐに快感を味合わせられるようになるからよ…」
「…ぴ…ぴか…ぴ…!?」
俺が言った意味を理解できないでいる。それもそうだろう。これから同族のネズミ達に何をされるかなど、コイツが知る由などない。
数分も立たないうちに、そいつらは鼻息を荒らげて集まってきた。
「ピガァッ…ヂュウゥ…!」
「ピイィッ…ピガッヂュ…!!」
「ピガピ…ピガピイィ…!!」
野生のオスピカチュウ達。非常に興奮した様子でこちらへと近づいてくる。俺はビデオカメラの電源を入れ、地面に横たわるメスピカの様子を録画し始めた。
「ぴか…!?ぴかぴぃ!!ぴーかぁー!!」
同族が自分のことを助けに来たのだと勘違いしたようだ。こちらへ向かってくる同族のオスネズミに向かって「私を助けて!」と泣き叫ぶメスネズミ。それが悲劇の始まりだった。
「ピガァ!?ピガピイィ!!」
「チャアァーーーッ!!」
「ピガヂュッ!!ピッガッヂュー!!!」
メスネズミの叫びを聞きつけ、一斉にオスネズミが駆け寄ってきた。そして彼らは怒帳した性器をメスネズミの身体に押し当て、一斉に犯し始めた。
「っちゃあぁ!?ぴがぴいぃ!?ぴがぢゅー!!!」
オスネズミによる集団レイプが始まった。
俺が先程メスネズミに擦りつけた花は、発情期のポケモンが自身のフェロモンを増強されるために使う花だ。その花を少し身体に擦り付けると、どんなポケモンでも身体中から淫猥なフェロモンが溢れ、交尾にありつけるというものだ。しかし、俺がメスネズミに使用したように、過剰に花を擦り付けてフェロモンを放出し過ぎるとこの通り、一方的な性欲のはけ口と化してしまう。
オスネズミは下品な喘ぎ声を上げながら、乱暴にメスネズミを犯しまくる。メスネズミは絶望と恐怖に満ちた絶叫を上げる。森の奥からはその絶叫を耳にし、フェロモンを嗅ぎつけてレイプ魔と化したオスネズミが次々とやってきた。
「ビガッヂュウゥ!!ビガァ!!」
「ヂューッ!!ヂューッ!!」
「ピイーガッヂュー!!」
「ちゅあぁぁぁぁぁぁぁー!!!」
メスネズミはバックで性器を突かれまくっている。オスピカが腰を振るごとに「ぢゃあぁっ!ぴがぁっ!!」と悲痛な鳴き声を上げる。性器からは血が流れ出ている。恐らく、処女膜が損傷したのだろう。別なネズミが正面に回り込み、メスネズミの口内に性器を突っ込んだ。そしてコイツも激しく腰を振る。メスネズミは初めて経験するイラマチオによって苦しそうに喘ぎ、泣き顔で抵抗する。他のネズミはメスネズミの身体に覆いかぶさり、性器を激しく擦りつけている。
「っちゃあぁぁ!!ぴぃがぁぁ!!
ぴがぢゅうぅ!!ぴゃあぁぁぁぁぁ!!!」
昼間にオニスズメに襲われた時の傷をピカチンポで刺激され、傷口が開けてしまったようだ。暗くてよくわからないが、傷口にピカチンポが入ってるのではないだろうか。全身の傷口から流血し、血に染まっていくメスネズミ。そんなことおかましないしに、オスネズミはひたすらに性欲を解消していく。射精してもすぐに性器をいきり立たせ、勝手に第二ラウンドを開始する絶倫ネズミもいた。また、奴らが無理矢理体位を変えようとしてメスネズミの体を動かすものだから、骨折した右脚と左手に激痛が走り、凄まじい絶叫を上げて泣き喚く。
「ちゃあぁあぁあぁあぁあぁ!!!
ぴがちゃぁぁぁぁぁ!!
ぴいぃぃぃぃぃーーーっ!!!」
「ピガッヂュウゥ!!ピガーヂュー!!」
「ぴがぁぁぁぁ!!ちゃぁぁぁーーー!!」
バックで突いていたオスネズミが絶頂を迎えた。性器にアツアツのザーメンを注がれて絶叫するメスネズミ。
「ピガッピイィ!!ッチュ…チュピカァァー!!」
「ぴがっ…ぴごぴいぃぃぃ!!」
イラマチオしていたオスネズミも口内射精をした。
メスネズミは苦渋に満ちた表情で、口の中に広がる生臭い臭いに悶え、嘔吐した。
「ピガピーーー!!チャァァ!!」
「ピガピガヂューーー!!」
前と後ろ、2つの穴を塞ぐ者が退き、すぐさまその穴を我先にと奪取しようとするネズミ達。メスネズミは「お願い、やめて」と懇願する暇も与えられず、次から次へと新たな肉棒に全身を犯されていく。
また、身体に肉棒を擦りつけたままイッてしまうネズミもいた。「ヂャァァァァッ!!」や「ピカチャアァァー!!」などと絶叫を上げ、メスネズミの身体を白濁液まみれにした。ぶっかけられた時、メスネズミは全身を痙攣させて叫んだ。精子が傷口にかなり染みているのだろう。
犯され続けているうちに、メスネズミは抵抗を諦め、されるがままになっていった。時折、乱暴なオスネズミがメスネズミの顔面を思い切り殴打しながらイラマチオをしていた。その光景はガチレイプもののAVを彷彿とさせた。メスネズミは涙を流し、痛みと屈辱に耐えながら、オスネズミの性欲が尽きるのを待つしかなかった。
オスネズミ達が早漏だったこともあり、数十匹のオスネズミによるレイプショーは一時間ほどで終わった。
メスネズミは虚ろなレイプ目で全身が白濁液まみれになり、身動き一つ取れないほどに衰弱していた。
俺は死んでいないかどうか確かめるため、軽く身体を蹴ってみた。グラリと身体が傾き、小さなうめき声が聞こえた。顔を覗き込む。メスネズミの目は生気を失っていた。
直に触ると汚いので、モンボにメスネズミを入れて家に持ち帰り、檻に入れて放置した。腹が減ったら鳴き声を上げてくるかと思ったが、翌朝になっても虚ろな目でぐったりと横たわっているだけだった。あまりにつまらなくてムカついたので、耳をライターで炙ってみた。
「っちゃ!?ちゃあぁぁぁ!!」
「テメェ、生きてんじゃねーかよ!!
退屈させんなよこの肉便器ネズミ!!」
檻の格子の間から鉄パイプで殴打する。
「っぢゃあ!!びがぁ!!ちゃあぁー!!」と頭を抱えて泣き叫んだ。まともに痛がる反応を見ることができて安心した。
「ぴがぴいぃ!ちゃぴぃぃー!!」
「もう止めて、お願い、ここから出して」と言っているようだ。こいつはバカか?そんなことしたら俺が虐待するポケモンが居なくなってしまうというではないか。
「ふん、これを全部食べたら外に逃がしてやるよ」
メスネズミが気絶している間に作った肉料理を差し出す。逃すつもりなど更々無いが、メスネズミがこの料理を食べる気になるように嘘をついたのだ。
「ぴかぁ…ちゃあぁ!!」
嘘をつく必要は無かったかのように、メスネズミは躊躇いもなくそれを喰った。昨晩口にしたものはオスネズミの肉棒とそこから放出されたピカザーメンぐらいだったから、相当腹が減っていたのだろう。しかし、1口、また1口と食していく度、メスネズミの顔が歪んでいった。
「ちゃ…?ちゅうぅ…??」
「どうしたんだ?残したら逃してやらねぇぞ?
そうだ、飲み物も欲しいよな…」
飲み物をトレイに入れて差し出す。しかし、それを見てメスネズミは青ざめた表情になった。
「ぴ…ぴいぃ!?」
その飲み物は、昨晩のレイプ魔オスピカから再度搾取したピカザーメンだったのだ。
「ちゃ!!ちゃあぁーーー!!」
ピカザーメンを見て昨晩の悲劇がフラッシュバックされ、発狂するメスネズミ。
「おいおい、昨晩は美味しそうにそれを飲んでただろうがよォ!!飲まねぇとこいつらに失礼だろ!?」
俺はメスネズミの正面に大きな檻を用意しておき、中が見えないようにシートを被せておいたいた。そのシートを思い切り引っペがした瞬間、メスネズミは狂ったような絶叫を上げた。
その檻の中には、昨晩メスネズミをレイプしたオスピカ達の死体を入れておいた。全員、性器を切断されていて、おぞましい死に顔で朽ち果てている。
メスネズミは自分が食べていた料理が、自分の肉体を嬲ったオスピカ達の性器だったと理解し、激しく嘔吐した。
「っぢゅ!!ぢゅげえぇぇぇぇ!!!」
「オイこらァ!それ作るのにどんだけ手間暇かけたと思ってんだ!!吐いてんじゃねーよこのクソネズミ!!」
檻を蹴飛ばす。自身の吐瀉物に顔から突っぺり、顔面がゲロまみれになるメスネズミ。
「ちゃあぁっ…!
ぢゅ…ぢゅうぅぅぅ~!!!」
またも悲壮な泣き顔でこちらを見るかと思いきや、今までにない激昂した表情でこちらを睨み、怒りの声を上げた。
「ぴがぁ…ぢゅうぅぅぅぅ…!!」
「てめぇ、なんだその顔は…。
ザコネズミの分際で粋がってんじゃねーぞ!!」
檻を開け、ネズミの耳をつかもうとしたその時だった。
「びがぁぁぁ!!」
「ッグあぁっ!!」
全身の筋肉に衝撃が走る。熱くて痛い、電気特有の刺激だ。オニスズメに損傷されていた電気袋が治りかけていたらしく、電撃で抵抗をしてきたのだ。完全に迂闊であった。しかも俺が電撃で怯んだ隙に、檻から出て部屋から飛び出していった。
「まっ、待ちやがれこのォッ!!」
あれだけダメージを負っていても、俺に対する怒りと屈辱、更に生命の危機に立たされて身体のリミッターが外れたのだろうか。片手片足を骨折しているにも関わらず、メスネズミは凄まじいスピードで駆け出していった。
俺は急いで空のモンボを持ち、後を追った。この状況は非常にマズい。あの身体の状態でポケモンセンターや愛護団体に行かれたものなら、人間からの虐待を疑われる。そしてメスネズミが俺の家をリークしたとなったら、俺はポケモン虐待の罪で重罰処分を受けてしまう。下手したら極刑も有り得る…。
何としてもメスネズミを捕まえなければ。
幸い、メスネズミの身体の傷は癒えておらず、血痕を追うことで逃げ道は割り出せた。奴は街の方ではなく、森の中へと逃げている。やはりバカなネズミだ。町中で人間に助けを求めればいいモノを…。いや、俺のせいで人間を信用する気にならないのか?いずれにせよ好都合だ。
森の中を捜索すると、血まみれのまま草影にうずくまっているメスネズミを発見した。
「ハッ、逃げる途中で力尽きたか?この野朗」
俺は振りかぶってモンボを投げつける。メスネズミの身体にボールがヒットし、ボールから放たれる光線に体を包まれたネズミは、いとも容易く捕獲された。
「手間かけさせやがって、この野郎…。
……あ?」
モンボの中のネズミに目をやる。俺はモンボを地面に叩きつけそうになった。コイツは俺の家から脱走したネズミではなかった。恐らく、俺が虐待したネズミはこのネズミに攻撃を加え、自分の血を付着させてこのネズミを身代わりとして俺の目を欺いたのだ。
「あの野朗ォ!!舐めやがって!!」
怒りに震え、モンボを持つ手に強い握力が加わる。
そんな俺を我に返らせたのは、一粒の雨水だった。
ポツ、ポツと周囲の地面を濡らして黒点が出来始める。その黒点はやがてすぐに地面いっぱいに広がっていった。
「クッソ!雨かよ…」
天候が変わり、状況は悪化した。雨がメスネズミの血を洗い流してしまう。そうすればますます捜索は困難になってしまう。
だが、俺はそれよりもこの状況が別な意味を持ってして厄介なのではないか、という不気味な感覚に包まれた。
しかしその瞬間、目の前の草むらから1つの影が現れた。
それは俺が血眼で探していたメスネズミだった。
「ちゃあぁ…ぴかぴ…ぴがぁ!!」
俺はメスネズミの思いもよらぬ登場に意表を突かれてしまった。間髪入れずに、メスネズミは全身の毛を逆立て、俺に向かって怒りの声を上げる。そして頬の電気袋をショートさせ始めた。
「びぃっがぁっ…ぢゅーーーっ!!」
「うっ!?」
俺の頭上で、巨大な電気のエネルギーが発生した。
この瞬間、俺はメスネズミの目論見を理解した。奴は自分自身で俺に制裁を与えるため、山に逃げ込み、俺を誘い込んだ。
そして雨が降る絶好の時を待っていた。
メスネズミは「かみなり」の技を覚えていた。
「かみなり」は雨天時、命中率が100%となる。その標的は、俺だ。
一瞬で脳をフル回転させ、かみなりを回避する方法を巡らせた。しかし、確実な回避法など思いつかない。
とっさの判断で、右手に持っていたモンスターボールを上空に投げ、先ほど捕まえたネズミを空中で解放した。
それと同時に、俺はありったけの力を振り絞って後ろに飛んだ。
「ぢゅあぁー!!」
俺が放ったネズミの絶叫。奴は避雷針の代わりとなった。上空で激しい落雷が轟音を鳴り響かせ、スパークした。その眩しさで俺は絶叫し、鼓膜が張り裂けてしまうほどの振動を全身で感じた。
だが、なんとかかみなりは回避できた。眩しさで目が開けられないが、モタモタしていては次の一手が迫る。
「ピカチュウ!今のかみなりのエネルギーを目の前のメスネズミに返してやれ!!電撃だ!!」
「びがぁっぢゅーっ!!」
メスネズミの怒りの一撃を受けた俺のネズミは、かろうじて持ちこたえ、かみなりを受けたことにより、体内に膨大な電力を瞬時に蓄えた。そこから放たれる電撃をメスネズミに返す。それをあの重症のメスネズミが耐えられるはずはなかった。
「びっ…がぁぁぁぁぁーーー!!!」
再び山中に響き渡った絶叫は、憎きメスネズミのものだ。目を開けるとそこには電撃で焼き払われたメスネズミがいた。かろうじて息は有るようだ。
なんとか、メスネズミを返り討ちにすることができた。元々瀕死だったメスネズミにとって、先ほど放ったかみなりが全身全霊を込めたラストの一撃だった。
「残念だったな、クソメスネズミ。今の一撃で死ねなかったことを後悔させてやるよ」
俺は戦闘不能となったメスネズミの電気袋をナイフで完全に破壊した。
それから数十分後。
「ぴ…か…ちゃあ…ぁ…?」
「やっと起きたか。死ぬ覚悟はいいか?クソメスネズミ」
メスネズミは山の頂上の木から吊るされたロープに耳を括りつけられていた。自分の状況を理解し、動いて逃れようとしても、そんな体力が残っていないのは明白だった。
「ぴか…ぴいぃ…ちゃ…あぁ…!」
俺に反抗した許しを請うメスネズミ。あまりの虫の良さにキレて殴りそうになったが、グッとこらえた。そして昨晩同様、フェロモン増強花を体に擦りつけてやった。
「ちゃあぁ…ぴかぴいぃ!!」
また性欲に狂ったオスネズミに犯されると思ったのだろう。青ざめた表情で泣き喚く。
しかし、今回は違うのだ。お前を犯す相手がな。
数分も立たないうちに、悪魔の羽音と鳴き声が近づいてきた。メスネズミの身体の震えが大きくなっていく。
「ギャーッ!!ギャーッ!!」
「ギャギャーッ!!」
「ぴ!?ぴいぃーーーーーっ!!!」
性器を怒帳させた悪魔達がメスネズミの目の前に舞い降りた。そう、オスのオニスズメの群れだ。
「ギャギャーッ!!」
「ギャッギャアァーッ!!ギャギャーッ!!」
「びいいいいいいいーーー!!!」
オニスズメは荒い鳴き声を発しながら一斉にメスネズミに襲いかかった。
オニスズメは交尾時、鋭いクチバシでメスの性器や身体を丁寧に愛撫するらしい。しかし、フェロモン増強花のせいで種族など関係無しにメスネズミに欲情し、過度に興奮しているせいで、もはやそれは愛撫などではなく『刺殺』と呼ぶに相応しかった。
「びがあぁっ!!ちゅあぁっ!!ぴーがぁー!!」
オニスズメはメスネズミの全身を激しく突きまくり、傷穴を増やしていく。血ダルマと化していくメスネズミ。メスネズミは泣き叫んで必死に手足を動かして抵抗する。頬の電気袋は先ほど俺が破壊したので、電撃は放てない。オニスズメに突かれる度にメスネズミの耳に繋がれているロープが激しく揺れる。
「グエェーッギャアァーッ!!」
1匹のオニスズメが激しく鳴いたあと、メスネズミの性器にクチバシを突っ込み、高速回転した。メスネズミはこれまでにない絶叫を上げ、性器から噴水のように鮮血をほとばしらせた。
「ぴがぴいぃーっ!!ぢゅうぅぅぅーーー!!!」
何処かの誰かに助けを求めて泣き叫び続けるが、もはやメスネズミに希望は残されていない。身体だけでは飽き足らず、オニスズメはメスネズミの頭部を愛撫し始めた。メスネズミは眼球を突かれ、気持ちの悪い音と共に目から血を流す。頭蓋骨に穴が開くのではないかと思うくらいに頭部を激しく突くオニスズメもいる。
「ぢゃぢゅあぁっ!びぎぢゅあぁっ!!
ぢゅびっ!びぢゃあぁっ!!びがあぁっぢゅー!!」
「ギャーアァァッ!!グエグエッ!!
ギャギャーッ!!」
オニスズメ達は自分のクチバシで空けた傷穴に性器を挿入して気持ち良くなっている。メスネズミの全身にオニスズメが貼り付いているような画になった。
その隙間から、メスネズミの顔が少しだけ見えた。光の無い血で濡れた目には何も映ってなど居ないだろう。最後の最後まで、自分の運命を呪っていることだろう。俺に出会ってしまった自分の悲劇がもたらしたのが今の状況なのだ。
「ギャギャーッ!!」
「ギャーグエェーッ!!」
性器とクチバシを同時にメスネズミの身体に突いて絶頂を迎えるオニスズメだが、メスネズミは泣き声を上げるのを止めていた。上げたくても上げられなかったのかもしれない。メスネズミを蹂躙しまくったオニスズメ達は射精を終えてここから飛び去っていった。メスネズミはそれまでずっと手足を動かして抗い続けていた。
出血多量で死ぬと思っていたが、まだ生きているようだ。なんというしぶとさだ。
「オイ、鳥どものレイプは終わったぜ」
「……ぴ…ぃ……」
メスネズミは、もはや虫の息だ。コイツの命は数分も持たないだろう。
「死に方を選ばせてやるよ。放置されてこのままくたばるか?それともひと思いに今すぐ殺してやろうか?」
メスネズミは返事をしなかった。その身体からは血とオニスズメの精液が滴り落ちている。カタカタと震えていることしかできないようだ。俺は足元に落ちていた木の枝を拾い、メスネズミの眼窩に突き刺した。
「………っぴ………!!」
震えが大きくなる。そのまま枝を脳の方へ向かせて押し込んだ。脳まで枝が突き刺さるかどうか知りたかったのだ。
今、メスネズミが俺に言葉を訴えられるものなら、なんと言うのだろうか?「やめて」「たすけて」「いたい」「こわい」「しにたくない」もしくは「はやく、ころして」とでも言うだろうか。
そんなくだらないことを考えているうちにメスネズミは大きな痙攣を起こして
「びぃっ、い、がっ、ぢゅ」と鳴いた。それがメスネズミの最期の言葉となった。完全に死んだ。おびただしい傷と精液まみれになったメスネズミは本当に醜く、処分するのも面倒極まりなかった。
数日後、先日の小学生の男女がうちを訪れた。メスネズミの様子を見に来たらしい。
俺は子供たちを部屋の中に招き、檻の中のメスピカチュウと対面させた。
「ぴいぃ…ちゅあぁ…ぴがぴぃ…」
メスピカチュウは子供たちが近づくと檻の隅でうすまくまり、小刻みに震えて鳴き始めた。
「オニスズメに襲われた時のショックで他の生き物を怖がるようになってね…。でも怪我は治ったから、優しい引き取り手が見つかるまで俺が預かるよ」
そう言うと子供たちは安心して俺の家を後にした。
うまくごまかせたようだ。このメスピカチュウは山中でかみなりの避雷針となり、メスネズミに電撃を喰らわせてくれたピカチュウだ。子供たちがメスネズミのお見舞いに来たとき、俺がしっかりとメスネズミの世話をしていると思わせられるように、こいつを飼育していたのだ。もちろん、外傷を与えずに虐待をしている。あの時のメスネズミは、今頃山中のポケモンに喰われて糞となっているだろう。
「身代わりに影武者…さらに俺の虐待役…本当にお前は役に立つネズミだなぁ」
俺は毒餌を食わされて腹痛で悶え苦しむネズミに氷水をぶっかけた。
「ぴいぃぃっ!!ちゃ、ちゃあぁ〜…!
ぴーがぢゅ〜〜〜っ!!!」
強烈な寒さと腹痛で泣き叫ぶネズミ。その泣き声は俺の笑い声と共に部屋中に響き渡った。
おわりあとがき
本当に久々の更新です。事情はツイッター&ツイキャスで述べたとおりです。すみません。
今回のSSは
ピカチュウ預かりチュウ!の続編です。
今までたくさんのSSを書いてきましたけど、やはりここまで書き続けると自分でもワンパターンに感じますね。かと言って虐待とは違う内容のSSを書く気にはならないのですが…。
ピカ虐、スランプチュウ!
- 2014/02/18(火) 22:15:22|
- ピカ虐(中篇)
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