ぼくの いえは おとおさんと おかあさんと ぼくと ぴかちう の なかよし よにんかぞく。
あした おとおさんと おかあさんが ぼく お ゆうえんちに つれていって くれるって。!
うれしいな。!
でも こまった。 ぴかちうは つれてって だめだって いわれた。
ほかの ひとたちの ごめいわく になっちゃうんだって。 なんでだろお。?
ぴかちう は おみみ お しょぼおん としながら かなしいかおで
ぼくの おようふく お ぐいぐい ひっぱってる。
「ぴかあ。ちうう。ぴかちううー。」ってないて いるんだ。
だから ぼく わ どうにかして ぴかちうお つれてって あげるんだ。!
おかし はんかち てっしゅ おべんとお お たくさん いれた りっくさっく。
ぴかちう お そのなかに いれる。
さくせん しっぱい だ。
ぴかちう の おめめ から うえが りっくさっくから はみでる。 はいらない。
ううん。 ううん。 どおしよう。。。
ぼくは かんがえた。 ぴかちうは やっぱり なきそうな かおで ぼくお みている
「ちうう~~。 ぴかぁ。 ちうう~~・・・。」
かわいい ぴかちう。 かわいそうな こえ。ないてる。
そうだ!いいことお おもいついたよ! ぴっかちう!
ぼくが そう いうと、 ぴかちうは 「ぴっか。!」と きらきら した かお になった。
ちょっと まって。 ぼくは そういって だいどころえ いった。
おおきな はさみ を もって ぴかちう のところ にもどった。
ぴかちう は 「ぴっかぁ?」と あたまお かくん、 とした。 かわいい。
こうすれば いいんだよ。! ぼくわ ぴかちうの おみみ お ぢょっきん。! した。
「ぴーーーがーーーー!!ぢゅううううううう!!ぢゅうううううう!!」と ぴかちうは
よろこんだ。! ないす あいであ って いって くれてるんだ。!
もう いっこの おみみも ぢょっきん!
もっともっと ぴかちうは おおきく よろこんだ!
よろこび すぎて ないてる。! おみみ の とこから あかい ち みたいのが たらたら たらり。!
ぴかちうは それで おかお まっかっか。! ぼくは おもしろく なって ふふふ、 とわらった。
でも、それでも 、あたまが すこし りっくさっく から でる。
どうしよう ぼくは かんがえた。
そおだ。! したも ぢょっきんだ。!
ぼくは ないて よろこん でる ぴかちうお ねかして、 あしお ぢょっきんした
ぴかちうは もっと よろこんで ごろごろ ころがった!
「ぴがぴがー。!ぢゅっぢゅうぅぅーーー。! ぴいいかあぁあちううううう」
とっても ごろごろ ぴかちう かあいい。! げんき だなあ。
もう かたほう のあし も ぢょっきん したら ねむく なったみたい。
おめめ かたほう まっしろ。 あたまと おなか わ ぬるぬる。まっかっか
ぴかちうは よろこび すぎて つかれて うごかない 。 なかなくなった。
その すきに りっくさっく にまたいれてみた。
こんどわ すっぽり! でも、 ちやっく しまんない。
ぎゆう ぎゆう ぴかちうの あたま お おしこんでも あかくて たらたらする のが でてきただけ。
りっくさっく まかっか。
しおうがない。 こうしよう。
ぴかちうの くび お ぢょっきん。! かなり かたかた。 ぬるぬる でたいへんだった。
でも、すっぽり りっくさっくに はいった。!
ぴかちうは ぐっすり ねむってる。!
あした、 ゆうえんち に ついたら おこしてあげて びっくりさせよう。!
おとおさん と おかあさん も ぴかちう が いて びっくり。! にこにこ。
はやく あしたに ならないかな。!
おやすみ ぴかちう。
おわり【あとがき】
「無垢な子供による、思いがけない残虐な行為」とは、とても身近なところで起こりえることなのです。
誰しもが幼い頃、そこらの昆虫を捕まえて踏み潰したり、犬や猫に向かって石を投げたりしたのではないでしょうか。
その『残虐』とは、単純な暴力だけではなく、性的なものだったり、精神的なことでもあります。
しかし、「子供による」ものではなく、「大人から子供に対する残虐」というのが、一番恐ろしく最悪なことだと思います。
大人からの暴力によって身体だけでなく、心が傷ついている子供が、世界にどれだけいるでしょうか。
もしくは、あなたの身近なところでそういった子供がいるとしたら・・・。
考えただけでも、恐ろしいですね。
- 2012/08/22(水) 22:26:23|
- ピカ虐(短編)
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